スーパーで売っているうなぎの美味しい食べ方

香ばしい香りが食欲をそそるうなぎは力をつけたい時などふとした瞬間に食べたくなります。しかし、お店で食べるとなると価格が高いため頻繁に食べることは難しいのが難点。手軽に買える市販のうなぎもけっして安くはないうえにお店のような美味しさを味わうのは難しいと考えてしまいますよね。ですがうなぎの焼き方ひとつで市販のうなぎもとっても美味しく食べることが出来るのです。今回はそんなうなぎの焼き方についていくつか方法を紹介していきます。

うなぎの美味しい焼き方

うなぎの焼き方には電子レンジで温める・湯煎で温める・フライパンで焼くなどいろいろな方法があります。もちろん、電子レンジなどを使えば簡単に手早く温められますが、ここにひと手間かけておくことで劇的に美味しさが変わります。また、焼き方も少し変えるだけでお店で食べるうなぎに近い食感や味わいを楽しむことが出来てしまいます。まずは、焼き直す前に下処理をしてみましょう。

下処理

うなぎのサイズ:1尾

1.うなぎを焼き直す前に水またはぬるま湯で買ってきたうなぎについているタレを洗い流します
2.表面・裏面どちらもきれいに洗い流したらキッチンペーパーでしっかり水分を取っておきます

市販のうなぎはそのまま食べられる前提であるためすでにタレがたっぷりかかっています。多すぎるタレはせっかくのうなぎの旨みや味が分からなくなってしまう原因です。また、うなぎは焼くほど美味しいと言われていますが、タレがついていると焼き直しした際に簡単に焦げてしまいます。そのため、このひと手間を事前に行っておくことで焼き直しした際の不要な焦げを防ぐだけでなく、すでについてしまった生臭さも取り除いてくれるため焼きたてのうなぎの風味を楽しむことが出来ます。

フライパンを使う方法:基本的な焼き方・手軽

1.フライパンにフライパンで使えるアルミホイルを敷き皮を下にしてうなぎを乗せます
2.大さじ1の水または酒をふりかけ弱火~中火の強さで3~5分蒸し焼きにします
3.その後うなぎのタレをかけて蓋をして余熱で温めたら完成です

この方法はフライパンの中でうなぎを蒸し焼きにすることで身がふんわりと仕上がり食感がよくなります。しかし、蒸し焼きする時の水分が多すぎるとかえってべちゃっとなりやすいため、水分の量が多くならないように気をつけて下さい。うなぎの焼く量が少ない場合や小さいサイズの場合も使う水や酒の量を減らして調整してみて下さいね。また、カリっとした食感が好きな場合は蓋を取りそのまま1分ほど焼くと表面がカリっと仕上がるため、好みに合わせて変えて違った食感も楽しんでみて下さい。アルミホイルを敷いて焼くためタレがフライパンに焦げつかず後片付けもしやすくなっています。

魚焼きグリルを使う方法:グリルがある場合より手軽

1.アルミホイルに皮を下にしてうなぎをのせ大さじ1の酒を振りかけます
2.アルミホイルでうなぎを包み事前に予熱しておいたグリルで3分ほど中火で蒸し焼きにします
3.アルミホイルを広げ中火のまま両面を1分ずつ焼いたら完成です

魚焼きグリルを使う方法は基本的な流れがフライパンを使う方法と似ていますが、グリルの中で蒸し焼きとその後の焼きを行うためさらに手軽に焼くことが出来ます。しかし、グリルの中の様子が分かりづらいため慣れていないと焦げやすい点や魚焼きグリルがないと出来ない方法であるため、グリルが使える環境の人にはおすすめの方法となっています。

オーブンを使う方法:カリっとした食感を楽しむ

1.くしゃくしゃにしたアルミホイルに皮が上にくるようにうなぎを置きオーブンに入れます
2.4~5分を目安に皮面を焼き、皮面の油分がふつふつしてきたら表面にひっくり返します
3.表面も2~3分を目安に焼き一度取り出します
 この時、焦げている部分があればスプーンなどで水をつけて下さい。これをやることで焦げにくくなります。
4.つけた水分が乾く程度焼き直ししたらタレを表面に塗りさらに2分ほど焼きます
5.再度タレを塗り1~2分焼いたら完成です

こちらは福岡にある鰻料理店“田舎庵”さんが紹介しているオーブントースターを使った焼き方です。何度か焼く・タレを塗る工程が入るため少し手間はかかりますが、オーブントースターの中ですべて完結するためとっても簡単に本格的な味を楽しめる方法になっています。オーブントースターで焼くことで表面・裏面がカリカリっと仕上がり、うなぎの脂だけで焼き上げるため油っぽくなくうなぎの旨みもしっかり感じられます。
You Tubeの情熱大陸チャンネルにてうなぎの神様とも呼ばれている緒方さんが丁寧にレクチャーしており、専用のタレの作り方も一緒に紹介しているのでぜひ動画の方もチェックしてみて下さい。

フライパンとオーブンを使う方法:本格的な仕上がりになる

1.くしゃくしゃにしたアルミホイルに皮を下にしてうなぎを乗せ大さじ1の酒をかけます
2.そのままアルミホイルでうなぎを包み、さらにもう1枚アルミホイルで包み2重にします
3.フライパンの底が見えないくらいのお湯を沸かし包んだうなぎを入れ蓋をして10分蒸します
4.くしゃくしゃのアルミホイルを広げそのままオーブントースターに入れ250℃で5分ほど焼きます
5.タレを塗り裏面に軽く焼き色がつくまで焼いたらひっくり返しタレを塗ります
6.表面も焼き色がついたら完成です

こちらもYou Tubeにて”花いちクッキング”さんが紹介している方法です。一度フライパンでじっくり蒸し焼きにしてからオーブントースターでカリっと焼き上げているためさらに時間と手間はかかっていますが、本格的な関東風のうなぎの焼き方に近い工程で焼き直ししています。蒸し焼きとトースターを使うことでしか出せないふわっと柔らかくも香ばしいうなぎに仕上がり、スーパーで売っているうなぎとは分からないほど驚きの美味しさと評判です。急いでいる日には不向きかもしれませんが、休みの日など時間がある時にはぜひやってみて欲しい方法でもあります。こちらも動画で分かりやすく紹介してるため、詳しく知りたい人は動画の方も確認してみて下さい。

冷凍うなぎの解凍方法

取り寄せやスーパーに売っているうなぎの中には真空パックの状態で販売しているものがあります。真空パックの場合冷凍保存されているものも多いですが、冷凍されているうなぎは解凍方法によっても焼き上がりの美味しさが変わってきます。

1番よい解凍の方法は冷蔵庫でゆっくり時間をかけて解凍していくことです。冷蔵庫での解凍は半日~1日かかってしまうため事前に保存する場所を移しておかなければいけませんが、時間をかけて解凍することでうなぎの水分や旨みが外に出にくくなり、冷凍される前の状態に戻すことが出来ます。

電子レンジで加熱して急速に解凍をしてしまうと身が縮まり固くなってしまうため、急いで解凍したい場合は真空パックの状態のまま流水にあてて解凍するようにして下さい。

うなぎは少し前まで土用の丑の日などちょっとした特別な日に食べるイメージが強かったですが、近年は日常的にスーパーで購入することが出来ます。身近になったといってもなかなか手軽に買える値段ではないため、せっかくなら美味しく食べたいと思うのが正直なところです。ですが、紹介したように焼き方や解凍方法を変えるだけでもスーパーで売られているうなぎが劇的に美味しく変化します。特に事前にうなぎを洗うという工程は多くのうなぎ専門店の職人さんも取り入れている方法です。少し手間ではありますがちょっとした下処理をしておくだけでさらに美味しくなるため、面倒だと思わずにぜひ取り入れてみて下さい。

今回紹介した方法は工程に蒸しを取り入れた関東風の焼き方が多くなっています。蒸しを入れない関西風や職人の方・料理研究家の方が紹介している方法もたくさんあるため、興味のある人は他にも焼き方を調べて自分の好みや美味しいと感じる方法も見つけてみて下さいね。